陳情は請願と違って法的根拠がなく、全ての陳情審査をする訳では有りませんが、練馬区議会は請願と同じような扱いをしており、一期(四年)のうちに一度は審査をする、というのが慣例となっておりました。四年間塩漬け状態の陳情が多数あった為、全ての陳情を一年に一度は審査するよう決定し、陳情審査のスピードアップをはかりました。
議長専用の車が従前より二台(セダンとミニバン)あり、無駄を省く為にミニバン一台に削減しました。また、五年間のリース契約でしたが、リース契約更改時期に伴い、車両を五年以上長期間使用できるようリース契約ではなく、購入としました。
議会は全ての資料が紙で配布され、紙の費用やコピーを大量に印刷する人件費など無駄が生じていました。全議員にタブレット端末を貸与し、紙資源の無駄や人件費を削減すると共に情報共有をスムーズにしました。(タブレット端末は試行期間を経て2024.9月から本格稼働)
従前は、各委員会室に水分補給の為のお茶が入ったポットと湯呑み茶碗が用意されており、お茶が必要な議員がセルフサービスでポットからお茶を入れて委員会中に水分補給をしていました。しかし、ポットにお茶をつくって用意する作業や、使い終わった湯飲みを洗うのは議会事務局の女性職員でした。本来の業務とは思えない無駄な作業は廃止し、マイボトルの持込を許可し、各議員がマイボトルにお茶や水を入れて委員会室に持込むよう変えました。
以上の四点は、今まで練馬区議会では当たり前だった事を見直し、改革した成果であり議会の透明性や経費削減につながるものです。